衛生部新聞弁公室は1日午後、香港、澳門(マカオ)、台湾を除く国内の重症急性呼吸器症候群(SARS)の感染状況を発表した。発表によると、同日午前10時までに新たに報告されたSARS患者は2人(「疑い例」患者がSARS感染者と確定されたケース2人)、退院者は62人、死亡者はゼロとなった。
国内の省・自治区では、1カ所で新たな感染と「疑い例」が、1カ所で新たな感染、1カ所で新たな「疑い例」が確認された。残る28カ所では新たな感染や「疑い」はともに見つかっていない。
新たな感染者は地区別に、北京市1人(退院37人)、河北省1人(退院3人)。北京市の新感染者は、「疑い例」患者がSARS感染者と確定されたケース。
新たに報告された「疑い例」は7人に達した。地区別には、北京市4人、広東省3人。
これまでの累計では、感染者は5328人、退院者は3431人、死亡者は332人となった。「疑い例」患者の累計は982人に達した。
「人民網日本語版」より 2003年6月2日
|