李長春常務委員、「民族精神を発揚、
SARS治療防止・経済発展の勝利を収めるように」


 新華網杭州5月20日発 李長春・中国共産党中央政治局常務委員は先日、湖北、浙江を視察した際、各クラスの党委員会、政府は「三つの代表」という重要な思想の実践という認識から、思想、行動と党中央の重要な決定、手配と一致させ、SARS治療防止に力を入れるとともに、経済建設に取り組み、民族精神を発揚し、困難を乗り越え、SARS治療防止と経済発展のダブル勝利を収めるようにしなければならないと指摘した。

 5月12日〜20日、李長春常務委員は相次いで湖南、浙江の疾患予防対策センター及び建築現場、科学研究所、住宅地、工場、農家を訪れ、SARS治療防止と経済発展の促進について実地調査を行い、同両省の活動報告を聞いた。李長春常務委員は「SARS治療防止の困難性、複雑性を認識し、油断せず、人々の健康と生命の安全を確実に保障しなければならない。SARSとの戦いを民族精神を育てるための教科書とし、『人々の心を一つにし、人々の力を集めれば長城が築け、団結して助け合い、心を合わせて協力し、困難に立ち向かい、勝利を目指す』という偉大な民族精神を発揚し、幹部、人々が何千何万の困難を克服し、着実に仕事をやり、SARS治療防止の勝利を収めなければならない」と述べた。

 李長春常務委員は「我々はSARSの経済発展への不利な影響を直視するとともに、経済発展の有利な要素を見極め、経済建設という軸をめぐり、精神を集中して建設を行い、一意専心に発展をはかる必要がある」と指摘した。李長春常務委員はまた、「中国共産党第十六回大会で打出された先進的な文化を発展させ、文化体制の改革を推し進め、社会主義文化を繁栄させ、人々の日に日に増している文化需要を満たす。下部文化組織の創設を強化し、思想文化関連作業の実行性、吸引力、感化力を強化し、よりよく人々、社会主義、党全体、全国に奉仕しなければならない」と指摘した。

 李長春常務委員は「コミュニティ党組織は思想政治の作業をしっかりと行い、人々を尊重し、人々に関心を与え、実務的な事柄をやり、よい事柄をやり、人々のために憂い、困難を解決し、党、政府の暖かさを人々の心に送る必要がある」と述べた。

                     (「新華網」より)2003年5月23日