衛生部新聞弁公室は3日午後、香港、澳門(マカオ)、台湾を除く国内の重症急性呼吸器症候群(SARS)の感染状況を発表した。発表によると、同日午前10時までに新たに報告されたSARS患者は3人(すべて「疑い例」患者がSARS感染者と確定されたケース)、退院者は63人、死亡者はゼロとなった。
国内の省・自治区では、1カ所で新たな感染と「疑い例」が、1カ所で新たな感染、1カ所で新たな「疑い例」が確認された。残る28カ所では新たな感染や「疑い」はともに見つかっていない。
新たな感染者は地区別に、北京市2人(退院32人)、遼寧省1人。
新たに報告された「疑い例」は3人に達した。地区別には、北京市2人、広東省1人。
これまでの累計では、感染者は5329人(うち医療関係者969人)、退院者は3558人、死亡者は334人となった。「疑い例」患者の累計は929人に減らした。
「人民網日本語版」より 2003年6月4日
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