衛生部新聞弁公室は22日午後、香港、澳門(マカオ)、台湾を除く国内の重症急性呼吸器症候群(SARS)の感染状況を発表した。発表によると、同日午前10時までに新たに報告されたSARS患者は26人(「疑い例」患者がSARS感染者と確定されたケース19人)、退院者は110人、死亡者は4人となった。
国内の省・自治区では、5カ所で新たな感染と「疑い例」が、3カ所で新たな「疑い例」が確認された。残る23カ所では新たな感染や「疑い」はともに見つかっていない。
新たな感染者は地区別に、北京市15人(退院81人、死亡2人)、河北省6人(退院9人)、山西省2人(退院5人)、内蒙古自治区1人(退院3人)、遼寧省2人。北京市の新感染者のうち11人は、「疑い例」患者がSARS感染者と確定されたケース。
新たに報告された「疑い例」は41人に達した。地区別には、北京市22人、河北省1人、遼寧省1人、新彊1人、山西省5人、内蒙古自治区1人、広東省8人、上海市2人。
これまでの累計では、感染者は5271人(うち医療関係者961人)、退院者は2445人、死亡者は300人となった。「疑い例」患者の累計は1788人に達した。
(「人民網日本語版」より)2003年5月23日
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