衛生部新聞弁公室は2日午後、香港、澳門(マカオ)、台湾を除く国内の重症急性呼吸器症候群(SARS)の感染状況を発表した。発表によると、同日午前10時までに新たに報告されたSARS患者はゼロで、退院者は64人、死亡者は2人となった。
国内の省・自治区では、4カ所で新たな「疑い例」が確認された。残る27カ所では新たな感染や「疑い」はともに見つかっていない。
新たに報告された「疑い例」は6人に達した。地区別には、北京市3人、山西省1人、陜西省1人、広東省1人。
これまでの累計では、感染者は5328人、退院者は3495人、死亡者は334人となった。「疑い例」患者の累計は965人に達した。
「人民網日本語版」より 2003年6月3日
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