新華社情報北京6月9日発 9日北京で、全国新型肺炎予防・治療指揮部は華北5省(市・区)の第3回新型肺炎防止連合会議を開き、当面及び今後一時期の新型肺炎防止についての中央の方針と要求を貫徹し、5省(市・区)の経験を総括、交流し、当面の情勢を分析し、次の段取りの作業に手を打った。中国共産党中央政治局委員、国務院副総理、全国新型肺炎予防・治療指揮部総指揮である呉儀氏が会議を司会した。同氏は、成果を固め、新型肺炎の再発を防ぎ、一日も早く新型肺炎との闘いに勝つように努力することを強調した。国務委員兼国務院秘書長、全国新型肺炎予防・治療指揮部副総指揮である華建敏氏は中国共産党中央政治局常務委員、国務院総理である温家宝氏がこの前の国務院常務会議での講話の主旨を伝達した。
呉儀副総理の話によれば、華北の五つの省(市・区)は中央政府の指示と要求に基づき、全国新型肺炎予防・治療指揮部の各措置を徹底的に実行に移し、著しい効果を収めた。一、指導を強化し、統一的かつ調和的な新型肺炎の共同防止システムをつくった。二、責任をはっきりさせ、各措置を徹底的に実行に移している。三、互いに協力し、共同で新型肺炎の予防と治療を行っている。四、交流を強化し、相互理解と支持を促進している。五、保障を固め、物資及び技術面の支持をタイムリーに提供した。努力を尽くした上、華北地域の新型肺炎の発生を効果的に抑制しているという。
呉儀副総理は、新型肺炎防止と経済建設を同時に進めなければならないと強調した。6月は新型肺炎防止作業の成果を固め、「分類して指導、法律に基づき作業、科学に依拠する」という要求に応じ、応急状態から平常の常態へと切り替え、効き目のある措置を総括する上完全化させ、応急措置を適時に調整し、過度なやり方を是正し、新型肺炎防止の措置を正常的な社会、経済秩序に合わせるように努力するという。同氏は華北地域の五つの省(市・区)に対し、次のような要求を提起した。温家宝総理の最近の国務院常務会議での講話の主旨を学び、考えと行動を中国共産党中央、国務院の今後一時期の新型肺炎防止についての要求と一致させ、指導力を引続き強化し、また、決して油断してはならない。新型肺炎の連係防止責任制を引続き施行し、法律に基づき応急常態の指揮と新型肺炎の発生状況の監視、観察を強化し、各省の間の新型肺炎の流行を防止する。農村部の新型肺炎防止作業を着実に推進し、困難を解決し、監視、観察を強化し、手抜かりを防ぐ。愛国衛生運動を押し広め、陋習を根絶し、環境を改善する。後方勤務を強化し、新型肺炎防止に関する物資と経費を保障するという。
華北地域の五つの省(市・区)及び全国新型肺炎予防・治療指揮部各グループの関係責任者も同会議に出席した。
(「新華社」より) 2003/06/10
|