中国政府機関、
引き続きSARSによる悪影響に打ち勝つ措置を講じる


 中国部水利部、民政部などの政府機関は引き続き、SARSがもたらされている悪影響を取り除くため、有力な措置を講じて、正常な社会生産と人々の生活を保障している。 中国水利部は関係地方と部門に、都市部と農村部の水供給の安全性を確保するため、水源地の保護、河川、湖、ダムの水質モニターリングなどについて、緊急対策を講じるよう要望している。また、SARS感染者を治療する病院などに対し、汚水排出口及び水質を迅速に究明し、その結果を報告するよう指示した。

 中国民政部はこのほど、SARSの拡散を防ぐため、SARS防止のためのチャリティー公演や販売活動等を一切、行わないことを強調した。

 このほか、中国衛生部、商務部、交通部、国家発展改革委員会などの政府機関も相次いで通達を出し、各関係機関にSARS予防対策に積極的に取り組むよう要望している。

                           (「CRI」より)2003/05/06