ここ数日、北京、上海などの都市は、引き続き新しい措置で積極的にSARSの予防と治療に取り組んでいる。
現在、北京市経済貿易委員会はSARS治療用の医療設備と機器の輸入審査の手続きを更に簡素化した。北京市衛生機関はSARS予防用の消毒用品の生産に『特別審査、特別取り扱い政策』を取っている。北京市工商局は法律により、買い占めや値上がりなどの違法行為を厳しく取り締まっている。
中国東部の上海市ではこのほど、100ヶ所以上の観測地点が設置され、SARSの感染状況を毎日観測、報告している。
また、中国南部の広東省物価局はこのほど、SARSに関する一部の医薬品の価格に、一時的な干渉措置を取り、市場価格を調整、コントロールし、社会の安定を確保している。
メーディーの連休期間中、中国中部の湖北省などの大学はSARSの侵入を防ぐため、校外にいる教員と学生の管理を強化している。
( 「CRI」より)2003/05/06
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