中国の北京市、上海市、深セン市、河北省、山西省などの各地政府はここ連日、積極的な措置を講じてSARSの予防と治療に取り組んでいる。
中国共産党北京市委員会書記、北京市SARS予防治療共同作業グループ責任者の劉淇氏は2日、政府の末端機構や医療機構、大学、団地がSARSの予防と治療の面で講じた措置の実施状況を検査し、共同でその疫病に対する予防・治療を強化し、伝染のルートを徹底的に断つするよう求めた。
上海市はSARSに対する予防と治療を医療保険の範囲内に入れたことなどの措置によって、医療費用のことで感染者とその疑いのある患者の治療に影響を与えることはないように確保している。
また、南の深セン市政府はこのほど、また5000万元の資金を拠出し、SARSの検疫剤、治療薬、ワクチンの研究開発や予防治療器械の生産に振り向けることになっている。
(「 CRI」より) 2003年5月6日
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