衛生部の劉培竜スポークスマンは2日、重症急性呼吸器症候群(SARS)対策で、世界保健機関(WHO)が専門家を台湾に派遣することについて、「中国政府はWHOが専門家を台湾に派遣し、SARSの発生情況を視察することに同意した」とする談話を発表した。
同スポークスマンは「中国政府は台湾同胞を含む全中国人民の健康と福祉に大きな関心を寄せ、台湾のSARSの発生情況を一貫して注目している。われわれは引き続き台湾地区と多様な交流や協力を積極的に展開する。SARSの予防と治療に関する情報、経験、成果を共有することにより、速やかな措置を取りたい」と語った。
(「人民網日本語版」より)2003年5月6日
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