SARS全快患者、再発がない


 新華網北京5月5日発 中国衛生部の関係筋と中国疾患予防制御センターの専門家らは5日、新華社記者に、「5日までに、中国でSARS全快患者再発の報告がない」と述べた。

 5月5日10時までに、中国内地の全快退院者が1433人、死亡者が206人だった。現在、病院で治療を受けている患者は2641人。中国衛生部関係筋は現在、衛生部門は退院したSARS患者を監視していると語った。

 中国衛生部関係筋は人々が関心を持っているそのほかの問題について回答した。喫煙者が「SARSにかからない」といううわさに対して、中国衛生部関係筋はそれを証明できる証拠がないと否認し、SARS患者にヘビースモーカーがいると語った。

 中国疾患予防制御センターの専門家は「呼吸系疾患は蚊による伝染の可能性が低く、現在、蚊による伝染を証明できる証拠はない」と語った。

                        (「新華網」より)2003年5月6日