北京市外資系生産型企業、生産停止の企業はなし


 北京市対外経済貿易委員会によると、SARSの影響を受けているにもかかわらず、北京市内のあらゆる外資系生産型企業はすべて正常に運行され、生産を停止した企業は一つもなく、新しい外資投資プロジェクトも建設中であるとのことだ。

 北京地区ではSARSの感染が広がった後、政府の関係部門は外資系企業の予防活動を非常に重視し、大量の消毒などを始めとする予防の措置を講じている。外資系企業が相当数集中している北京経済技術開発区ではSARS予防に関する指導グループを発足させ、応急消毒チームを作った。

 また、北京市は外地からきて仕事をしている関係者や大学生に対して、厳格に管理を行うと共に、様々なルートを通じて、北京に入ってくる人々に対する検査を行い、SARSの拡大を確実に防止しようとしている。

 SARS発生後、北京市の各工事現場や大学は閉鎖管理を行い、外からの人が自由に出入りすることを厳格に禁止すると共に、毎日労働者や教員、学生などの人々の体温を測ることを確実に行い、感染が現れた地区を直ちに隔離している。現在、各工事現場や大学では、正常な仕事や生活秩序が保証されている。

                               (「CRI」より) 2003/5/8