衛生部新聞弁公室は7日午後、香港、澳門(マカオ)、台湾を除く国内の重症急性呼吸器症候群(SARS)の感染状況を発表した。発表によると、同日午前10時までに新たに報告されたSARS患者は159人(うち医療関係者20人)、退院者は27人、死亡者は5人となった。
国内の省・自治区では、9カ所で新たな感染と「疑い例」が、5カ所で新たな「疑い例」が確認された。残る17カ所では新たな感染や「疑い」はともに見つかっていない。
新たな感染者は地区別に、北京市97人(退院7人、死亡3人)、天津市7人、河北省21人(退院2人)、山西省9人(退院10人)、内蒙古自治区7人(退院3人、死亡2人)、吉林省2人、河南省1人、広東省13人(退院5人)、重慶市2人。北京市の新感染者のうち57人は、「疑い例」患者がSARS感染者と確定されたース。
新たに報告された「疑い例」は204人に達した。地区別には、北京市97人、天津市9人、河北省11人、山西省18人、内蒙古自治区17人、吉林省2人、上海市3人、江蘇省2人、福建省1人、河南省1人、広東省38人、重慶市1人、陝西省3人、甘粛省1人。
これまでの累計では、感染者は4560人(うち医療関係者901人)、退院者は1487人、死亡者は219人となった。国内で感染が確認された省・自治区は変わらず26カ所である。「疑い例」患者の累計は2666人に達した。
(「人民網日本語版」より) 2003年5月8日
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