北京市、SARS抑制で社会各界に感謝


 ここ数日、北京でのSARSの蔓延情況は効果的に抑えられ感染者は著しく減ってきたことを受けて、11日、北京市の王岐山市長代行は北京での集会の席上、社会各界からの支援に感謝した。

 集会の席上挨拶に立った共産党北京市委員会の劉淇書記は、「北京市がSARSの予防と治療で最も困難にあったときに、全国の多くの地区と部門、人民解放軍と武装警察などは北京に援助の手を差し伸べ、大量の医療設備、消毒防護用品と多くの関連物資を急速に提供してくれ、多くの医療関係者を派遣してくれたが、これは中華民族の巨大な結集力の現れである。この他、北京のSARSの予防と治療活動は、海外の友人からの心のこもる援助と国際社会からの支援を得た」と述べたあと、北京のSARS情勢が尚も深刻なことを強調した上で、今後のSARSの予防と治療でより多くの努力を払い、SARSを最終的に克服していくという北京市政府の決意を表明した。

                              (「 CRI」より)2003/05/12