温家宝首相は10日山西省で、SARSの予防と治療活動を視察した際、「中国はいまSARSの予防と治療で鍵となる時期に入り、各地はSARS抑制のため引き続き努力していくべきだ」と強調した。
山西省は中国ではSARSの多発地区とされているが、温家宝首相は農村、社会地域や家庭と工場および山西省疫病予防抑制センターを視察した。その際、温家宝首相は「SARSの農村への蔓延防止は当面のもっとも重要な任務であり、SARSに感染した農民患者には無料で治療を実施すべきだ。各企業はSARSの予防と治療活動を一層強化し、正常な生産と経営をよりよく行うべきだ」と指摘した。
(「CRI」より)2003/05/12
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