SARS患者、全員を指定病院に収容


 重症急性呼吸器症候群(SARS)対策の北京市作業チームは9日、記者会見を開き、中国共産党北京市委員会の蔡赴朝宣伝部長(常務委員)は、北京のSARS患者全員が市級の指定病院に収容されたことを明らかにした。

 蔡部長は、小湯山医院、中日友好病院、宣武医院を正式に指定病院とするなど、指定病院の増加・調整措置の結果、患者の受け入れ能力は大きく向上したと強調。7日午前0時までに、SARS指定病院以外の区や県の施設に入院していた患者は全員、指定病院に転院したと説明した。

                       (「人民網日本語版」より)2003年5月12日