中国人民対外友好協会は9月1日、北京で中国人民抗日戦争および世界反ファシズム戦争勝利60周年記念行事に参加する外国の友人を迎え、盛大な歓迎会を催しました。これらの外国友人は中国人民抗日戦争勝利の偉大な意義を高く評価し、中国人民と肩を並べて戦ったことを思い出しました。
中国人民抗日戦争は世界反ファシズム戦争の重要な一部であり、世界各国人民の支持を得ました。1931年から1945年まで、中国人民は巨大な犠牲を出しながら粘り強く戦い、日本侵略軍が中国を基礎とし、旧ソ連を侵略し、東南アジア諸国を占領し、アジアで覇を唱える陰謀を打ち破りました。今年は戦争勝利60周年にあたり、ロシア、アメリカ、日本など20カ国からの退役軍人とその遺族200人あまりがこの記念行事に参加しています。
中国国務院の唐家セン国務委員はこの歓迎会で挨拶し、「中華民族の勝利は全世界の平和を愛する国と人民の支持と密接な関係がある。中華民族が生死存亡にかかわる瀬戸際で、多くの国の先進的な人々は遠路はるばる中国にやって来て、中国人民と肩を並べて、中国の抗日戦争のために不滅な貢献をしたことをわれわれは永遠に忘れることはできない」との考えを示しました。
抗日戦争時、旧ソ連は中国に1億7000万元の物資援助を与え、志願兵を派遣し、中国人民と肩を並べて戦いました。ロシア退役軍人協会のゴボロフさんは、「われわれは戦争期間中、中国人民および中国軍隊がソ連赤軍に与えたさまざまな支援に感謝しようと思う。1941年、ソ連の最も困難な時期、中国人民が粘り強く抵抗していたことによって、日本の関東軍がソ連を侵攻する陰謀目的は不可能に終わった。ソ連軍隊に兵力を集中させてドイツファシズムと対戦した。1945年になって、ソ連は中国軍隊と連携し日本侵略軍を打ち負かした」述べました。
アメリカの元フライングタイガー部隊のリーダー・ディックさんは次のように話しています。フライングタイガーとは「中国空軍のアメリカ志願中国援助航空隊」です。「当時、昆明で戦った時、われわれは日本の戦闘機を一機撃墜した。子供を含む多くの住民が、花と果物でわれわれを歓迎した。そのときの感動は今も忘れられない。われわれは中国人民がとても好きだ」と述べました。
「CRI」より 2005/09/02
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