「民は食をもって天となす」と言われる。
中国は農業大国だが、人口が多く、耕地は少ない。土壌は痩せていて、高い山や砂漠、ゴビ(砂れきを含んだ草原)が960万平方キロの国土の大半を占めている。
歴代王朝は、人民の「食」の問題に頭を痛めてきた。史書には、飢饉の年に起こった悲惨な状態が綴られていて、これを読むと身の毛がよだつほどだ。
新中国が成立した後、とくに「改革・開放」政策が実施されてから、さまざまな改革と努力の結果、いま、13億の中国人は、腹いっぱい食べられるようになった。中国の耕地は世界の耕地の7%を占めるに過ぎない。この7%で、世界人口の22%を占める中国の人口をどのようにして養うことができたのだろう。
楡林村の変遷
史上最大の土地改革
請負制の始まり
第三の土地改革
人民中国インターネット版 2009年2月16日
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