文・写真＝張春侠

６月25日午後、エコ文明貴陽国際フォーラム2014年の年次総会である「文芸界･スポーツ界著名人エコ文明キャンペーン」が、北京の水立方（中国国家水泳センター）の水滴劇場で幕を上げた。著名映画監督である馮小剛氏、ショートトラック女子の世界チャンピオンである劉秋宏氏らの国内の著名人がこのキャンペーンに出席し、公益サイクリング活動などによりエコ文明、クリーン交通をアピールした。　

すでに４年連続で開催されているエコ文明貴陽会議は、国の許可を経て、2013年にエコ文明貴陽国際フォーラムに昇格した。これはボアオ（博鰲）・アジアフォーラムに続く、中央政府の支持を受けた国家クラスの国際フォーラムであり、現在中国で唯一のエコ文明をテーマとした国際フォーラムでもある。　

フォーラムの2014年年次総会は、7月10日～12日に貴州省の貴陽市で開催される。その時には中国の指導者、外国の現役・前任の政治要人が出席して重要な演説を行い、国連の関係機構の責任者、関係国際組織もこれに参与・協力する。フォーラムの年次総会のテーマは、「改革で駆動し、全世界が手を携え、エコ文明の新時代へ向かう――政府、企業、人々：エコ発展の制度・枠組みとルート選択」である。　

「文芸界･スポーツ界著名人エコ文明キャンペーン」は、フォーラムおよび年次総会の国内外の知名度と影響力をアップさせた活動の１つである。センセーションを巻き起こした内容は主に２つで、まず、「エコ文明公益サイクリング活動」で、これに参加するゲストと代表は、水立方の周りで公益サイクリングを行い、クリーン交通というライフスタイルをアピールする。次に、「国際エコマイクロ映画展プラン審査活動」で、参加ゲストおよび各方面の代表がプランに対し討論と審査を行い、国際エコマイクロ映画の評議・選出と上映活動を積極的に推進する。

人民中国インターネット版　2014年6月26日