広深港高速鉄道の香港区間、走行試験開始

2018-04-02 09:38:37

 

【新華社香港42日】中国広州から深圳を経て香港に至る広深港高速鉄道の香港区間が1日、走行試験に入った。試験期間中、中国内地の鉄道部門と香港鉄路有限公司は毎日、広州南駅、深圳北駅、深圳福田駅と香港西九竜駅の間で高速列車を何本も往復させる。

香港鉄路有限公司の報道官は、新線開通前の試験走行段階において、同社は駅コントロールシステムや信号システムを含む一連の試験を行うと表明。同高速列車は中国内地へも運行するため、開通時の安全で順調な運営を確保するよう各種演習も行うという。

広深港高速鉄道は全長約140キロ。うち香港区間は全長26キロで途中に駅はなく、西九竜駅が終点となる。すでに工事の主要部分は竣工し、各開通条件が整えば年内にも営業運転を開始する。

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