内モンゴルが年末にも全国高速鉄道ネットワークに接続

2018-12-24 10:30:44

 

中国鉄路瀋陽局集団有限公司および内蒙古(モンゴル)自治区通遼市政府はこのほど、国家計画「八横八縦」高速鉄道ネットワークに自治区内で初めて接続する高速鉄道となる瀋陽市新民北と通遼を結ぶ新通高速鉄道が今月末に開通し、営業を開始することを明らかにした。新華社が伝えた。

この新通高速鉄道は、20166月に着工し、その敷設距離は197キロメートル、複線電化バラスト軌道で、その設計時速は250キロメートル。路線には6つの駅が設けられ、北京と遼寧省瀋陽を結ぶ京瀋高速鉄道新民北駅を出発し、彰武章古台甘旗◆(◆は上と下が上下に組み合わさった字)木里図の各駅を経て通遼駅に到着する。新通高速鉄道は、20188月に総合テストが実施されて以来、軌道道床橋梁トンネル通信など各種動態検査測定を経て、各系統全系統機能に対する検証合理化が行われた。

新通高速鉄道が開通すると、内モンゴル東部地区と瀋陽北京を結ぶ最速の快速旅客輸送路線となる。通遼-瀋陽間の所要時間は、これまでの約5時間から約1時間半に、通遼-北京間は、これまでの約14時間から約3時間半に、それぞれ短縮される。

 

「人民網日本語版」20181221

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