今回初めて公開された北京地下鉄新空港線列車「白鯨号」(撮影・富田)。
中国で初の全自動運転を実現している新空港線列車が29日、初の試運転テストを行った。同列車は全自動無人運転技術を採用しており、その最高時速は160キロと、現在のところ中国で速度が最も早い都市軌道交通列車となっている。新空港線の客車は普通車とグリーン車に分けられているほか、荷物を置くための車両も1両増設されている。同路線には新空港の北ターミナルビル、磁各荘、草橋の3駅が設けられ、今年9月には北京大興国際空港と同時に試運転をスタートする計画となっている。中国新聞網が伝えた。
試運転テスト用に荷物専用車両に荷物の代わりに置かれた砂袋(撮影・富田)。
「人民網日本語版」2019年1月30日