ボアオ・アジアフォーラム グローバル健康フォーラム大会推奨会が北京で開催

2019-03-05 14:38:18

ボアオ・アジアフォーラムが32日、グローバル健康フォーラム大会北京推奨会を開催した。グローバル健康フォーラム大会主席の陳馮富珍(マーガレット・チャン)氏は同会で各関連活動の進捗状況を紹介するとともに、ゲストたちと交流および座談会を行った。また、世界保健機関(WHO)在中国の高力代表、青島市政府の万建忠副秘書長、中国医薬保健品輸出入商会の孟冬平副会長ら大会各協力機構の代表が発言した。国際機関や業界団体、国内外企業およびメディア界から約200人の代表が出席した。

ボアオ・アジアフォーラム・グローバル健康フォーラム大会は今年61012日、山東省の青島市で開催が予定されている。今回の大会はボアオ・アジアフォーラムおよび山東省人民政府による共同主催であり、青島市人民政府が実施運営する。第1回グローバル健康フォーラム大会では「誰もが健康な2030時代を目指す」をキャッチフレーズに、「人々が健やかな生活を享有するために」というテーマをめぐり、健康関連で注目を集める問題の討議で各分野の知恵を結集し、グローバルな協力関係の促進をはかる。中国国家衛生健康委員会、中国赤十字総会、中国国家市場監督管理総局、中国障害者連合会、中国国家医療保障局および中国国家中医薬管理局などは同大会の協力機構としての意思を表明した。世界保健機関(WTO)、国際赤十字・赤新月社連盟(IFRC)、国連エイズ合同計画(UNAIDS)、国際電気通信連合(ITU)、世界知的所有権機関(WIPO)、世界気象機関(WMO)、GAVIアライアンス(ワクチン予防接種世界同盟)、世界エイズ・結核・マラリア対策基金(グローバルファンド)、ジュネーブ国際開発高等研究所、ビル&メリンダ・ゲイツ財団などの国際組織は同大会への支持を表明するとともに担当者の派遣を予定している。中国医薬保険品輸出入商会などは協力運営機構としての意を表した。世界保健機関(WHO)事務局長のテドロス・アダノム・ゲブレェサス氏も出席予定だ。

 現在、グローバル健康フォーラムの参加申請システムはすでにスタートしており、関連企業や出展企業の誘致も進んでいる。各業界でグローバル健康産業に取り込んでいる企業、機構、協会、専門家、学者などの積極的な参加が期待される。

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