ボアオ(博鰲)アジアフォーラム 第2回グローバル健康フォーラム大会記者会見が北京で開催
李保東氏はあいさつの中で以下のように指摘した。近年、世界は衛生・健康分野において大きな進歩を成し遂げてきたが、基礎的な保健の不足や不平等などの問題は依然として存在している。ボアオ・アジアフォーラムは衛生・健康分野における最前線の発展とクロスオーバーの動向に着目し、グローバルな健康事業を新たな視点から取り扱い、グローバルな知恵を集めることにより、健康分野における国際交流と連携を推し進める。
李保東ボアオ・アジアフォーラム事務総長
陳馮富珍主席の説明によると、第2回世界健康フォーラムは「誰もが健康な2030時代を目指す」をテーマに、「全人類の健康実現」「イノベーションによる健康促進」「あらゆる政策に健康を取り入れる」という3つの話題を巡り、対話を深める。また、開幕式、全体大会、分科会および部長・企業家によるハイレベル円卓会議、大健康産業博覧会など約30の重要イベントを行なう予定。
陳馮富珍グローバル健康フォーラム大会主席
孫継業副省長はあいさつで、「山東省と青島市は『健康な中国』の建設と世界健康産業の発展に力を尽くす」と決意を述べた。
孫継業副省長
孟凡利市長も、「青島市はボアオ・アジアフォーラム事務局および大会の組織委員会と協力を深め、共に大会の企画・準備を整え、参加者に行き届いたサービスを提供する」と語った。
孟凡利青島市党委員会副書記兼市長
ボアオ・アジアフォーラムの第2回グローバル健康フォーラム大会は2020年6月15~17日に山東省の青島市で行なわれる。第2回大会は引き続き橋渡しとしての役割を発揮し、中国、アジアおよびグローバルな健康事業の発展を有機的に連携させ、衛生・健康分野における人類運命共同体の構築に貢献していく。
記者会見の現場