「リンゴ博士」、西蔵の農家をサポート

2019-11-01 10:01:39

 

1027日、西蔵自治区米林県羌納郷林巴村の村民にリンゴ栽培技術を教える謝紅江教授(一番左)

 

 

 

49歳の謝紅江さんは四川省農業科学院園芸所の研究員で、博士の学歴を持ち、高原のリンゴ栽培を研究して12年になる。西蔵自治区と四川省は農牧科学技術戦略協力協定を締結して約3年になり、謝紅江教授は博士チームを連れて四川と西蔵を40往復以上した。リンゴを栽培する約1000ムーの現代リンゴ標準化モデル園は西蔵自治区林芝市米林県で成果を上げている。

林芝市米林県のリンゴ栽培面積は23000ムーだが、80%以上に管理が粗放、技術普及率が引く、樹体の老化という問題があった。謝紅江教授のチームは現地のリンゴ栽培の低効率、低生産、低質という問題に取り組み、台木集約栽培という方法をとった。この方法は樹冠の大きさを管理し、樹体の消耗を減らし、果実を早くつけ、生産量を増やし、品質を改善することができる。チームのサポートを受け、地元農家はリンゴ栽培のコツをすぐにつかんだ。

技術革新は栽培方式の「進化」をもたらし、農家にも多くの収穫があった。リンゴ産業化の発展は農家をより楽に稼げるようにし、貧困脱却と農村振興の新たな道も築いた。

「中国網日本語版(チャイナネット)」 20191031

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