注目ニュースで振り返る中国の2019年

2019-12-31 14:44:53

 

 

 

01新中国成立70周年

新中国成立70周年祝賀大会が101日、北京で盛大に行われた。70年来、中国共産党の指導の下、中国人民は刻苦奮闘し、「立ち上がり」、そして「豊かになり」、さらに「強くなる」という偉大な飛躍を遂げ、新中国は世界が注目する偉大な成果を上げ、中華民族は偉大な復興に向けた洋々たる道を歩み続けている。

 

022回国際輸入博覧会が成功裏に開催

2回中国国際輸入博覧会が11510日、上海で開かれ、181カ国地域と国際機関の代表者が出席し、3800社余りの企業が出展し、来場者は延べ91万人に達した。習近平国家主席は開幕式に出席し、基調演説を行い、開放協力、開放革新、開放共有の世界経済の共同構築を強調し、中国が対外開放を断固として進める姿勢をよりはっきりと示した。

 

 

03 今年の減税行政手続き費用削減2兆元超

減税行政手続き費用削減政策がさらに実施された。統計によると、今年110月、全国の減税行政手続き費用削減額は196889400万元になり、そのうち、減税額は164732600万元で、社会保険費用削減額は32156800万元だった。今年の減税費用削減額は国内総生産の2%超に相当する2兆元を超える見込みだ。一連の政策によって、企業の負担が軽減され、人々の所得増にもつながり、明らかな効果が上がっている。

 

 

04 5Gの商用 正式スタート

中国工業情報化部と中国三大移動体通信事業者が1031日、次世代通信規格「5G」の商用のスタートを共同で宣言した。今年末までに、全国に13万カ所の5G基地局を設置する。北京や上海、広州などを含む50の都市で率先して5G商用サービスを開始し、来年はさらに340都市に拡大する。5Gの商用によって、膨大なデータの統合利用の効率が大幅に向上するとともに、より多くのデータに基づく新たなソリューションが実現され、社会の発展に長期にわたる深い影響を与えるだろう。

 

 

05中日関係が新たな時代に

今年、習近平国家主席と安倍晋三首相は前後して大阪と北京で会談を行った。両国の指導者は新たな時代にふさわしい中日関係の構築について共通認識に達し、両国関係の新たな未来を切り開くためにいくつかの主張を打ち出したとともに、両国関係を新たなレベルに押し上げていく考えを示した。

 

06中日青少年交流推進年イベント順調に実施

中日関係改善の具体的な成果の一つとして、両国政府は2019年を「中日青少年交流推進年」とし、今後5年間に3万人規模の青少年相互訪問交流を実施することで一致した。今年、中国人民対外友好協会と日本の各中日友好団体が共催した活動だけで、2000人以上の中日青少年の相互訪問交流が実現した。また、両国民間の相互理解をいっそう増進するために、王毅国務委員兼外交部長は1125日に東京で、日本の茂木敏充外相と第1回中日ハイレベル人的文化交流対話を行い、八つの重要な共通認識で合意し、2020年を「中日文化スポーツ交流推進年」と定めた。

 

 

07 「嫦娥4号」が月の裏側に着陸

無人探査機「嫦娥4号」が13日、月の裏側への着陸に成功し、中継通信衛星「鵲橋」を通じて、世界で初めて近距離で撮影した月の裏側の写真を送信した。探査機による月の裏側での軟着陸と、月の裏側と地球との間の中継通信が初めて実現した。宇宙探査で中国の成果はこれだけではない。米科学誌『サイエンス』が発表した「2019年の大発見トップテン」でトップとなった人類初のブラックホールの写真の撮影には、中国の科学者チームも参加した。

 

 

 

08 「アジア文明対話大会」 文明の交流学び合いで活気を

「アジア文明対話大会」が515日、北京で開幕した。大会は「アジア文明の交流学び合いと運命共同体」というテーマを巡り、アジア文明の発展の道について検討を行い、アジアの協力ウインウインのビジョンについて話し合った。今大会は中国のはっきりとした姿勢を改めて示した。つまり、今後の中国は、より開放的な姿勢で世界を抱擁し、より活力あふれる文明の成果で世界に寄与する。

 

 

09 「園芸博」グリーンが最も美しい下地の色に

「グリーン生活と美しいふるさと」をテーマとした世界園芸博覧会が429日~107日、北京で開催された。同博覧会は、中国が経済や文化、科学技術、エコなどの分野で上げた成果を全面的に示し、中国のグリーン発展の理念を広め、中国のグリーン発展の経験を共有したもので、「美しい中国」建設における生き生きした実践ともいえる。

 

10中国が「ダブル空母」時代に

中国初の国産空母が1217日、海南省三亜市の軍港で就役した。習近平総書記が就役式典に出席した。中央軍事委員会の承認を受け、中国初の国産空母は「中国人民解放軍海軍山東艦」、艦番号は「17」と定められた。遼寧艦と比べ、山東艦は完全な自主設計自主建造自主艤装を実現している。

 

 

人民中国インターネット版 20191231

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