「愛・地球博」をテーマとして開催された愛知の万国博覧会は、多くの人々の感動を呼びつつ、閉幕を迎えた。最先端を行くロボットやマンモスの標本などを展示した企業や参加国のパビリオンが好評を博したが、中国館も「自然、都市、調和~ライフアート」をテーマに多くの参観者を迎えた。
万博開催の準備が始まった上海市の全景(撮影・謝新発) そして5年後の2010年、次回の万博は、中国の上海で開催される。人口1700万人を擁し、経済成長の目覚しいこの大都市で開かれる万博のテーマは「Better City, Better Life」(都市――生活をさらに美しく)すでに会場予定地である黄浦江べりの老朽住宅群は、取り壊しが始まった。
愛知から上海へ。愛知の経験を学び、中国で初めて開かれる万博をいっそうすばらしいものにしようと、上海の人々は意気込んでいる。
その1 上海は愛知万博から何を学ぶか
その2 上海万博が目指す「城市讓生活更美好」
その3 発展する上海経済と日系企業
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