民主改革から半世紀にわたる歩み
万年雪に覆われたヒマラヤ山脈に抱かれ、世界の屋根と呼ばれるチベット。チベット仏教の醸し出す濃厚な宗教的雰囲気やポタラ宮の優雅な姿、独特なチベット族の民俗習慣などで知られる。
しかし、チベットはかつて、封建的な農奴制社会であった。それが50年前の民主改革によって、百万の農奴が苦役から解放されたのである。それを記念して今年1月、チベット自治区人民代表大会は、毎年3月28日を「農奴解放の日」とする決議を採択した。
この50年、チベットの民主改革はどう進められてきたのか。人々の生活はどう変わったのか。半世紀にわたるチベットの歩みを知り、現在のチベットの実情を知ること、それがチベットの真の姿を理解するうえでなによりも大切なことではないだろうか。(『チベット日報』副総編集長・イェシェギャツォ=文)
その1 |
百万の農奴が主人公になった |
その2 |
私の見たチベット民主改革 |
その3 |
故郷を離れて暮らすチベット族 |
その4 |
外交学院国際交流センター主任・文泉氏へのインタビュー |
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中国と西側メディアはチベットをどう見ているか |
人民中国インターネット版 2009年5月19日
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