国際社会、習近平主席のボアオ・アジアフォーラム開幕式での基調演説に注目

 

ボアオアジアフォーラム年次総会が10日午前に海南省博鰲(ボアオ)で開幕した。習近平国家主席の基調演説に国際社会は非常に注目し、習主席が改革開放を堅持するとの政策を表明し、開放拡大の重大な措置を引き続き打ち出し、アジアと世界各国が素晴らしい未来を共に築くとの重要な提案をしたことを積極的に評価した。新華社が伝えた。

タイ国家発展行政学院の専門家李仁良氏は「40年間の改革開放は中国を急速に発展させただけでなく、世界経済の発展も促進した。より多くの国々がボアオアジアフォーラムを通じて中国の発展の道を理解し、中国の成功経験を学び、参考にすると信じる」と述べた。

パキスタン中国友好協会の事務局長は「改革の深化に関する習主席の措置は中国と世界をより緊密化させ、中国を一層開放させる。中国の改革の深化に伴い、世界各国は中国の改革開放が近隣諸国、地域、世界にも恩恵をもたらすことをより深く感じる」と指摘した。

米紙ウォールストリートジャーナルは「習主席は金融業と製造業の分野で市場参入を緩和することを約束した。これは中国が自由貿易体制の維持に尽力することを示している」と報じた。

オーストラリアのエマーソン元貿易相は「習主席が輸入拡大措置を自ら打ち出すとしたことは世界を一層鼓舞するものだ。今年行われる初の国際輸入博覧会は中国が競争力ある商品を歓迎することをさらに証明する」と指摘した。

日本明治学院大学経済学部の宋立水教授は「習主席は演説で各国に対して、未来に向け、一致協力し、手を携えて連携し、人類運命共同体の構築に努力するよう呼びかけた。これは中国が世界の平和と協力の推進、開放と繁栄のために大国としての責任を担うことの反映であり、グローバルガバナンスの一連の問題に国際社会が対処するうえで重大な意義を持つ」と述べた。

 

「人民網日本語版」2018411

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