クロスカントリースキーは、1924年に開催された第1回冬季オリンピックの競技のひとつで、冬季オリンピックの原点ともいえるスポーツだ。シャモニーで開催された大会では、クロスカントリー競技は男子50kmと18kmのみだったが、北京2022では12種目が行われ、36個のメダルをかけて競い合う。
北京2022のクロスカントリースキーの出場枠は、男女ともに148名で、合計296名の選手が出場する。クロスカントリースキーには、左右に滑るフリースタイルと、前方に滑るクラシックの2種類のスキー技術があります。国際スキー連盟は、競技ごとにどちらの技術を使用するかを指定するのだが(冬季大会ごとに異なる場合あり)、リレーでは両方の技術を使用しなければならない。