40年の改革開放は中国の大きな成果を生み、世界にも深い影響を及ぼした。中国の特色ある社会主義は新時代に入り、中国の改革開放に新たな時代の中身が備わった。

新時代の中国の改革開放、中国の特色ある社会主義を根本的な政治方向とする改革開放

改革開放40年の歴史的な成果は、次の事実を雄弁に力強く証明している。それはつまり、経済建設を中心とし、4つの基本原則と改革開放を堅持し、中国の特色ある社会主義の実践に統一される大きな成功だ。新時代の改革開放の角度から見ると、中国の特色ある社会主義の道の堅持、国民のための国民による国民が成果を共有する改革・発展の堅持、すべての活動に対する党の指導の堅持、新時代の中国の特色ある社会主義思想による指導の堅持は、改革開放が古い道や邪な道を回避し、根本的な問題で大きな過ちを犯さないための重要な前提だ。

新時代の中国の改革開放、国家ガバナンス体制及びガバナンス能力の現代化を目標・導きとする改革開放

新時代の改革開放が国家ガバナンスの現代化を推進する角度から見ると、政府と市場の関係の処理は極めて重要だ。「市場に資源配置の中で決定的な力を発揮させ、政府の力をより良く発揮する」これは事実上、いわゆる「見えない手」と「見える手」の活用であり、新時代の改革開放の弁証法だ。最近の党・国家機関改革における国務院機関改革は主に、新たな時代条件と実践の要求を結びつけ、重点分野及び重要サイクルの機関の職能改善・調整の推進に力を入れる。その実質は政府職能を変化させることで、「市場に資源配置の中で決定的な力を発揮させ、政府の力をより良く発揮する」のさらなる実行を促すことだ。

新時代の中国の改革開放、系統性・全体性・連動性をより重視する改革開放

新時代の中国の改革開放は、石橋を叩いて渡る基礎的・模索的効果を発揮する一方で、トップダウンデザイン強化の全面的・決定的な効果を発揮しなければならない。さらに改革の系統性・全体性・連動性をより重視する。これは改革の内在的な要求だ。新時代の中国の改革開放には他にも推進融合の問題がある。これはつまり改革と開放をさらに相互融合、相互促進させ、いっそう大きな成果を上げることだ。

「中国網日本語版（チャイナネット）」2018年10月14日