2018年4月、合肥ハイテク区は科学技術部「たいまつセンター」の世界一流ハイテク産業パーク建設の隊列に加えられ、一躍世界の科学技術競争に参加する国家チームの一員となった。
28年間にわたる建設により、合肥ハイテク区は新世代の人工知能(AI)、量子情報などの先端技術、画期的技術と産業化において大きな成果を上げている。「科大訊飛」社は世界唯一の人間と同程度のロボット用音声合成システムを研究開発し、第1陣四大国家AI開放イノベーションプラットフォームに選ばれた。「本源量子」社は国内で独自の知的財産権を持つ最初の量子コンピューターコントロールシステムを生み出し、中国電子科学技術集団38研究所では実際の計算性能が業界最高のデジタル信号処理機「魂芯2号A」の研究開発に成功し、全国で唯一の量子情報国家実験室(計画中)も建設が加速しており、「中国のスピーチバレー、量子センター」という産業パークのブランドをつくり上げている。
開発区には中国科学技術大学のハイテク産業区・先進技術研究院と中国科学院イノベーション院などの重要な共同イノベーションプラットフォームが集積しており、量子情報と量子科学技術イノベーション研究院、脳型知能国家テクノロジー実験室など国家級研究開発プラットフォームが建設されている。開発区には人工知能、公共安全、新エネルギー、バイオ医薬、先進製造などのハイテク産業クラスターが形成され、区内の経営組織は3万5000社にも達し、全国ハイテク産業区総合ランキングで第8位となっている。