「祖衝之3号」登場 世界の量子計算の優位性塗り替える

  先ごろ、中国科学技術大学のチームが、現在最高水準の超伝導量子コンピューター――105ビット超伝導量子計算プロトタイプ「祖衝之3号」の開発に成功した。国際的な学術誌『フィジカル・レビュー・レター』は33日にこの成果を掲載し、査読者は「現在最高水準の超伝導量子コンピューターを開発した」と評価した。 

  テストによると、「祖衝之3号」は83ビット・32層のランダム回路サンプリングを完了し、現在の最も優れた古典的アルゴリズムを比較基準として、その計算速度は現在世界最速のスパコンの1000兆倍で、現在の量子計算で最強の優位性を示した。 

  「祖衝之3号」科学研究チームは量子誤り訂正、量子もつれ、量子シミュレーション、量子化学など多方面での模索を加速させているという。 

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