近年、合肥市は生物多様性の保全を非常に重視し、生態保護・修復に関する重要プロジェクトを推進しており、合肥市全域における一人当たり公園緑地面積は目下、14.9平方㍍に達している。
合肥市は重要な生態系保護・修復プロジェクトを推し進め、「山水林田湖草(山地・河川・森林・田畑・湖沼・草原)は生命共同体である」という理念を貫徹し、巣湖流域の山水林田湖草砂一体化保護・修復に関する重要プロジェクトの実施を支援している。これまでに巣湖流域で行われた生態保護・修復の総面積は950平方㌔㍍に達しており、鉱山生態の修復面積は471㌶、修復された河道の長さは114㌔㍍に及んでいる。
また、巣湖湿地修復の長期的メカニズムが強化されている。現在、湿地の管理・保護面積は12万ムー(1ムーは約6.7㌃)に達しており、深水、浅水、干潟といった多様な生態環境を育み、食源植物を増やし、さまざまな鳥類が生息し、餌を得られるようにしている。そのことにより、湖岸で確認された鳥類は303種から358種にまで増加し、湿地の水浄化と生物多様性保全の機能が発揮されている。