西藏(チベット)自治区日喀則(シガツェ)市江孜(ギャンツェ)県は、「チベット絨毯の里」と呼ばれている。ギャンツェ県産のチベット絨毯は、ペルシア絨毯、トルコ絨毯と共に世界三大絨毯と呼ばれている。人民網が報じた。
ギャンツェ県では近年、故郷に戻って起業する若者が増えており、伝統技術をベースに、大胆なイノベーションを行っている。例えば、伝統的な民族手工芸文化を取り入れた上で、3D立体プリントを駆使して、チベット絨毯製作のグレードアップを実現しているだけでなく、チベットの文化産業の発展促進にも一役買っている。また、多くの雇用も創出され、チベット絨毯が世界各地に輸出されるようになり、地元の人々は収入を増やして豊かな生活を送るという夢をかなえている。
「人民網日本語版」2021年9月8日