第13回北京ー東京フォーラムは16日午前、北京で開幕した。中国外文局の張福海局長は開幕式で挨拶し、次のように述べた。

私たちは日本側のパートナーと検討を繰り返し、中日両国の学者たちの意見に耳を傾け、今回のフォーラムのテーマを「より開放的な国際経済秩序とアジアの平和に向けた中日協力」にし、中日関係の持続的な改善、実務的な協力レベルの向上、グローバル化経済の発展の促進、アジアの平和と繁栄などの話題をめぐって検討し、大国の責任をともに担うために新たな考えや方法を切り開く。

今回のフォーラムは政治外交、経済貿易、安全、メディアの4つのサブフォーラムを行い、中日両国の社会で注目される中日間の戦略的相互信頼と協力をめぐり、自由貿易とグローバル化の未来、両国の協力方式、北東アジアの平和な秩序と両国が発揮する作用、中日両国の世論環境の改善のための必要措置について話し合う。中日国交正常化45周年を記念し、今回のフォーラムは特別サブフォーラムを設置し、中日国交正常化の今日の意義と中日関係の未来を話し合う。このサブフォーラムには中日友好に力を入れる両国関係者、国交回復と正常化の目撃者、両国民間交流への貢献者代表が出席。彼らの話し合いは両国人民の壁を超え、国交の歴史を呼び戻し、有識者の知恵と友好促進の経験をまとめ、貴重な成果を大切にし、中日友好事業の道で初心を忘れず、互いに励まし合い前進するよう促す。

今回のフォーラムの中日関係世論調査によると、両国の回答者の相手国に対する印象は徐々に改善され、両国の未来と国際協力への期待は高まっている。中国の回答者の約8割と日本の回答者の6割超が両国の平和な付き合い、共同発展を望んでいる。これは時代の要求が民間の客観的考えに反映されただけでなく、両国民の実際の交流で生まれた望みでもあり、中日関係の健全な発展を後押しする大きな力となる。

「中国網日本語版（チャイナネット）」　2017年12月16日