【CRI時評】感染症と戦う中国の意志と施策はより力強く

 

習近平中国共産党中央委員会総書記国家主席は10日の月曜日、北京で新型コロナウイルスによる肺炎の予防抑制活動を視察、指導した際、現在の流行の状況は依然として非常に厳しいものがあり、いっそう強い信念と頑強な意思を持ち、いっそう果敢な措置により、しっかりと人民を拠り所に、断固として感染の拡散、蔓延の勢いを抑え込み、流行を予防抑制する戦いに打ち勝たねばならないと強調した。

 

今回の感染症発生後、中国の最高指導者が感染症の予防抑制活動について重要な談話を発表し、施策を決定したのはこれが三回目だ。今回、感染症の予防 抑制活動が膠着状態にある状況で、習近平主席が湖北省、北京それぞれの具体的な状況に対して、また全国に向けて、「綿密かつ現実的に」「人民を拠り所に」「経済社会の発展を推進するそれぞれの任務を統一的に実行する」ことを強調したのは、人々の生計に対する深い思いと強い責任感を体現し、感染症予防抑制活 動の次のステップのために根本的な指針を提供し、方向性と目標を指し示し、中国社会の感染症に打ち勝つ闘志を最大限に奮い立たせた。

 

中国国家衛生健康委員会(NHC)の統計データでは、2100 時からの24時間で、湖北省を除く中国全国で新たに感染が確認された患者は381例で、7日連続で減少傾向を示している。湖北省武漢を含めても、全国の感染拡大状況全体も減少傾向を示している。それと同時に、全国の治癒の比率も127日の1.3%から29日には8.2%と明らかに上昇している。これは、中国がこれまでに採ってきた予防抑制措置が科学的であり、有効だったことを示しており、感染症に打ち勝つという人々の自信をいっそう確固たるものにしている。

 

「感染症は『悪魔』であり、我々は悪魔に身を潜めさせておくわけには行かな い」。中央政府の統一した指揮と計画の下、中国の関係部門が予防抑制活動を綿密かつ現実的な方法で進め、自信を強化し、協力し、科学的な措置を講じ、正 確な施策を実施し、しっかりと人民を拠り所に、国際社会との協力を強めれば、 必ず「悪魔」を退け、流行の予防抑制活動という戦いに勝利することができる。CRI 論説員)

 

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