中国はなぜ新型肺炎に打ち勝つ自信があるのか

1624時までに、湖北省を除いて中国大陸地区で新たに確認された新型コロナウィルスによる肺炎患者数が13日間連続して減少しています。それと同時に、完治した患者の数も急速に増加し、治療を受けて退院した人は累計で1844人となりました。こうしたデータが示すように、中国が取った感染拡大防止の措置は効果的なもので、全体的に見れば、疫病は抑制されていることがわかります。

215日、世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長はドイツで開かれた「ミュンヘン安全保障会議」で講演した際、「感染の拡大防止を防ぐ面で、中国は大きな努力を払っていると同時に大きな犠牲も払っている。これは国際社会から認められるべきだ」と強調した上で、事実と真理を究明する態度で、デマの拡散や不誠実な報道を阻止するよう各メディアに呼びかけました。

一方、国際社会では一部の人が中国政府の対応を非難したり、中国経済が今回の新型肺炎でかなり後退するとの考えを示しています。

これに対して、王毅国務委員兼外交部長はこのほど、ロイター通信の取材を受けた際、こうした質疑に対して反論し、新型肺炎に打ち勝つ自信を示しました。

その中で、王外交部長は、「この自信はまず中国指導者の卓越した指導力によるものである。習近平主席は旧正月の初日に『全民動員』の会議を招集し、新型肺炎との闘いを準備した。習主席の指導の下で、新型肺炎中央対策指導グループが設置されたことにより、今のように全国が一致団結して新型肺炎と戦っていく局面が形成されている」と語った後、「この自信は同時に、中国の制度の優位性や国際社会からの幅広い支援によるものでもある」と指摘しました。(CRI日本語/非、星)

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