中国は2021年末までに集団免疫を獲得する見込み=鐘南山院士

中国工程院院士である呼吸器疾患専門家の鐘南山氏は11日、広東省広州市で開幕した2021年グレーターベイエリアサイエンスフォーラムで、「中国は新型コロナウイルスワクチンの接種により、2021年末までに集団免疫を獲得する見込みだ」と述べました。

この中で鐘院士は、「理論上、ワクチン接種率が83%以上になれば集団免疫の獲得が実現する。9日までに、中国の総人口の81.9%に相当する115000万人以上がワクチンの接種を完了し、新型コロナウイルスの集団免疫のための強固な基礎が築かれた」と指摘したうえで、「中国は集団免疫の獲得のためにワクチンの接種を強化しており、より良いワクチンと抗体を見つける研究を進めている」と述べました。

「中国国際放送局日本語版」20211214

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