遠隔医療で現場の診療をサポート 湖北省秭帰県

 

10日、湖北省宜昌市秭帰県の屈原鎮衛生院で発生している新型コロナウイルスによる肺炎の感染が疑われる症例について、遠隔による立ち会い診察指導を行う同県人民医院の新型肺炎の救急医療専門家。(宜昌=新華社配信/王家満)

【新華社宜昌2月13日】中国湖北省宜昌市秭帰(しき)県では新型コロナウイルスによる肺炎の感染拡大を受け、同県人民医院の遠隔立ち会い診察システムを利用し、県内12の郷・鎮で連日発生している発熱症例について、複数の医師が遠隔で診療を行っている。患者の診療記録や画像資料を遠隔で読み込み、現場の医療スタッフに治療指導をすることで、郷・鎮の衛生院は同肺炎の疑いのある患者を速やかに見分け、緊急治療に当てる時間を捻出し、診療効率の向上につなげている。

 

10日、湖北省宜昌市秭帰県人民医院遠隔診察センターで、新型コロナウイルスによる肺炎の感染が疑われる郷・鎮衛生院の患者の画像資料を見ながら、立ち会い診察と議論を行う救急医療専門家チーム。(宜昌=新華社配信/鄭家裕)

 

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