中国製薬大手の国薬集団(シノファーム)とバングラデシュの新型コロナワクチンに関する協力調印式が16日、北京とバングラデシュの首都ダッカの2カ所を映像で結ぶ方式で行われました。シノファームとバングラデシュは新型コロナワクチンの製剤化アセンブリについて協力覚書を調印しました。
それによりますと、シノファームはバングラデシュの製薬会社と協力し、バングラデシュでワクチン半製品の製剤化アセンブリを行います。初期段階では月に500万回分を製剤化しますが、生産量の向上につれて月に1500万回分になると見込まれます。
オンライン覚え書き調印式のバングラデシュ会場
中国は現在までに、すでにバングラデシュに210万回分のシノファームワクチンを贈呈しました。中国はWHOが主導する枠組みである「COVAXファシリティー」を通じて、バングラデシュに約340万回分のワクチンを提供するとしており、その他にも商業買い付けの形で800万回分をバングラデシュに提供するということです。(CRI日本語より)