北京で開催されている中国国際サービス貿易交易会では、シノファーム・中国医薬集団が開発した、新型コロナウイルスの2種類の特効薬が初公開されました。
シノファームが開発した新型コロナワクチン
特効薬の一つは8月30日に臨床試験が承認された特殊免疫グロブリン製剤で、もう一つは新型コロナの変異株「デルタ株」を効果的に中和できるモノクローナル抗体です。
また、今回の国際サービス貿易交易会では、シノファームが不活化、遺伝子組み換え、メッセンジャーRNA(mRNA)の3つの技術ルートを採用して開発した4種類の新型コロナワクチンも発表され、いずれも新型コロナの変異株に有効性があるということです。そのうち、遺伝子組み換えワクチンは第1相、第2相の臨床試験が終了し、メッセンジャーRNAワクチンは今年末までに臨床試験を開始する予定です。(CRI日本語版より 2021年9月7日)