天津に活力をもたらすスマート製造(一)

2018-03-27 10:13:13

スマート産業が競うように発展し、スマート生活は日常に溶け込んでいる。天津は今まさにスマート製造産業の発展推進を急いでおり、国家一流で世界でも著名な先進的製造業基地を造り上げようとしている。

 

天津をスマート産業基地に

「新世代の情報技術と製造業が深く融合するにつれ、スマート製造はすでに世界の製造業の重要な発展趨勢となっています」と、第13期全国人民代表大会常務委員会の李巍委員は記者の取材を受けて語った。スマート製造の最も際立った特長とは、先進技術を十分に利用することで、製品・製造・プロセスをデジタル化・スマート化・ネットワーク化し、製品の研究開発周期を短縮し、生産効率と質を向上させ、企業の運営コストを下げ、同時に効果的に資源消耗を減少させることだ。

スマート製造の発展に、天津はどんな強みをもち、チャンスはどこにあるのか。李巍委員は深い調査・研究を行った。彼は、天津にはハイエンドのイノベーション主体が多く集まり、良好なイノベーションと人材的基礎があることを指摘する。優れた設備企業が発展し、良好なスマート製造供給能力を備えている。国内でも先進的なシステム集積サプライヤーを育成しており、比較的強大なシステム集積能力を持っている。さらに、専門的な産業クラスターを形成し、産業集中とモデル効果が基本的に現れている。

スマート製造の発展が天津にチャンスをもたらすことについて、李巍委員は自分の観点を語ってくれた。彼は、スマート製造を目標に中国の先進製造研究開発基地の建設を急ぎ、デジタル化作業場・スマート工場建設と普及を深化・推進し、「天津で製造」から「天津でスマート製造」への変化を推し進めてゆく必要があると語った。

 

人民中国インターネット版

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