中国の新疆ウイグル自治区は、いま観光シーズンを迎えています。観光客は新疆の北から南までさまざまな果物を味わい、美しい風景を満喫し、地元の風俗習慣を体験することができます。
新疆インターナショナルグランドバザールは自治区の区都・ウルムチの有名な観光スポットで、少数民族の風情あふれる建物や数多くのドライフルーツ、新鮮な果物および新疆の特色を持つクリエーティブ製品などが全国各地からの観光客を引きつけています。
昨年以来、新疆インターナショナルグランドバザールの経営者に対して、「企業の不動産管理費減免」などの優遇政策が実施されました。また、今年4月1日から、税務部門は月間売上15万元(約254万円)以下の納税者に対して増値税を免除したことで、経営者たちが観光発展への自信を大いに奮い立たせました。経営者の紹介によりますと、最近バザールを訪れる観光客数は明らかに増加し、平日は1日2000~3000人、週末は5000人ぐらいになるということです。
また、アルタイ地区のカナス観光エリアには、毎日数万人の観光客が訪れています。
カナス観光エリア
今年1~6月、新疆を訪れた観光客は延べ8804万400人に達したということです。