新疆のテロ対策ドキュメンタリー、西側メディアは真実を見て見ぬふり

 

ドキュメンタリー『中国新疆、テロ対策の最前線』の5日の放送に続き、中国国際電視台(CGTN)は7日にもう一つの新疆テロ対策をテーマとする英語ドキュメンタリー『黒幕――東トルキスタンイスラム運動と新疆のテロ』を放送した。環球時報が8日に調べたところ、CGTNYouTube公式チャンネルで公開された1話目は再生回数がすでに16万回以上にのぼり、14000件以上の「いいね」と4500件以上のコメントを集めている。

「彼らは中国に反対するため自由の戦士と呼ばれているが、西側諸国ではテロリストと呼ばれる。同じことが香港でも起きている」「CNNBBCは、I cant seeと言っている」というコメントが、「いいね」を多く集めている。環球時報が英語版ツイッターアカウントで5日に投稿した1話目も4万回以上再生されている。新疆のさまざまなニュースをこしらえることに熱心な西側主流メディアは、多くの動かぬ証拠を見て見ぬふりし、集団で沈黙している。

初めて大量のテロ攻撃の画面素材を公開し、テロリズムと宗教過激主義が新疆にもたらした痛みを全面的に示したことから、『中国新疆、テロ対策の最前線』はSNSで数千万回再生された。関連する話題の閲覧数は3億回を超え、無数のネットユーザーがその内容から衝撃を受けている。「この50分を真剣に視聴しない人間は、中国の新疆に関するすべての無知で傲慢な言論を発表する資格はない」というコメントは、新浪微博で「いいね」を1000件以上集めた。

7日に放送された『黒幕――東トルキスタンイスラム運動と新疆のテロ』と『中国新疆、テロ対策の最前線』は相互に裏付け、多くのテロ事件に関する事実を明らかにした。またテロ組織「東トルキスタンイスラム運動」がいかに新疆を混乱に陥れたかを深く分析した。

注意すべきは西側メディア世論がこの世界に新疆のテロ状況の真実を伝える英語ドキュメンタリーを見て見ぬふりし、ほとんど報じていないことだ。北京大学中文系の張頤武教授は、環球時報の記者に「中国が発表した動画には大量の揺るがぬ証拠がある。西側主流メディアが意図的にこれをシャットアウトするのは、その新疆に対する報道がすでに固定的なモデルを形成しているからだ。新疆の抑圧された少数民族という固定観念が出来上がっており、この観念に基づき取材を行うため、それ以外の情報はすべてシャットアウトしてしまう。西側メディアは我々の事実に反論するのではなく、これを薄れさせ大きく取り上げないようにしている。そのため西側の人々は正面から中国の声を聞くことができない。我々は西側メディアのこの策略を打破し、独自のルートによりこれらの事実を報じ、我々の世論の伝播により多くのサポートを与えるべきだ」と述べた。

 

中国網日本語版(チャイナネット) 2019129

 

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