中国人民解放軍情報支援部隊設立大会が北京で開催

中国人民解放軍情報支援部隊設立大会が19日、北京の八一大楼で開催された。習近平中共中央総書記(国家主席、中央軍事委員会主席)が情報支援部隊に軍旗を授与し、訓示を述べた。新華社が伝えた。

習総書記は「新時代の軍強化思想を貫徹し、新時代の軍事戦略方針を貫徹し、政治による建軍、改革による軍強化、科学技術による軍強化、人材による軍強化、法に基づく軍ガバナンスを堅持し、戦時への備えに焦点を合わせ、システム融合、全域支援という戦略的要求に従い、鋭意進取に励み、着実に取り組み、強大な現代的情報支援部隊の構築に努力する必要がある」と強調。

「情報支援部隊の調整・新設は、党中央と中央軍事委員会が軍強化事業の全局的観点から行った重大な決定であり、新型の軍兵種構成・配置を構築し、中国の特色ある現代的軍事力システムを整備する戦略的措置であり、国防と軍隊の現代化の加速、新時代の人民の軍隊の使命と任務の効果的な履行にとって重大かつ計り知れない意義を持つ」と指摘した。

習総書記はまた「情報支援部隊は全く新たに築く戦略的兵種であり、サイバー情報システムの構築と運用を統合的に行う肝要な支えであり、我が軍の質の高い発展と現代戦争における勝利を後押しするうえで重要な地位にあり、重大な責任を負う。党の指揮に断固として従い、軍隊に対する党の絶対的指導という根本的な原則と制度を全面的に貫徹し、部隊の党建設を全面的に強化し、理想と信念を確固たるものにし、規律と規則を厳粛になものにし、優良な流儀を発揚し、部隊の絶対的忠誠、絶対的信頼を確保する必要がある。力強く作戦を支援し、情報主導、合同勝利を堅持し、情報リンクを滞りないものにし、情報資源を融合し、情報防護を強化し、全軍合同作戦システムと深く融合し、精確かつ効率的に情報支援を実施し、各方向・各領域の軍事闘争の保障に貢献する必要がある。革新的な発展を加速し、作戦が必要とするものを根本的牽引として堅持し、システム統合を強化し、共同建設と共有を推進し、科学技術革新を強化し、現代戦争の要求と合致し、我が軍の特色を持つサイバー情報システムを構築し、システム作戦能力の加速と向上を高い質で推進する必要がある。全面的に厳格な軍ガバナンスという要求を実行し、教育管理を厳格化し、正規の秩序を保持し、部隊の高度の集中的な統一と安全及び安定を確保し、部隊構築の新局面を全力で切り開き、党と人民から与えられた諸任務を断固として達成する必要がある」と強調した。(編集NA)

「人民網日本語版」2024年4月22日

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