習近平国家主席がフィジーのランブカ首相と会談

習近平国家主席は20日、中国を公式訪問中のフィジーのランブカ首相と北京の人民大会堂で会談した。新華社が伝えた。

習主席は「フィジーは新中国と最も早く国交を樹立した太平洋島嶼国であり、来年には両国の国交樹立50周年を迎える。中国はフィジーとの関係を非常に重視しており、引き続きフィジーの経済・社会発展を可能な限り手助けし、フィジーと共に両国関係の大きな方向性を把握し、中国フィジー運命共同体の構築を推進し、両国民により良く幸福をもたらすことを望んでいる」と表明した。

習主席はランブカ首相による雲南省、福建省、浙江省訪問の状況や感想と結びつけて、貧困者支援や貧困削減における中国の手法と経験を説明し、「14億人余りの国民が全面的な小康社会(ややゆとりのある社会)に共に足を踏み入れた。これは中国共産党が中国国民を指導して得た歴史的な成果であり、人類の貧困削減と発展の事業に対する中国の歴史的な貢献でもある。現在、中国は中国式現代化によって強国建設と民族復興の偉業を全面的に推進しており、中国共産党第20期中央委員会第3回全体会議(三中全会)はさらなる改革の全面的深化と中国式現代化の推進について戦略的な方針を打ち出した。中国式現代化は平和的発展路線を堅持する現代化だ。中国とフィジーは共に『グローバル・サウス』に属する。中国はフィジーなど太平洋島嶼国の気候変動対策を支援し、発展協力を強化することを望んでいる」と強調した。

ランブカ首相は「中国の先進的な理念や成功経験を学び、参考にし、特に末端組織の取り組みを重視し、国民の声に耳を傾け、貧困削減、インフラ、コネクティビティなどの分野で中国と協力を強化していきたい」とした。(編集NA)

「人民網日本語版」2024年8月21日

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