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北京の新しい景観をめぐる②

生態系の保護を重視したオリンピック森林公園


北京オリンピック森林公演

北京に新しく建設された大型都市森林公園であるオリンピック森林公園は、市街地の北部にあり、敷地面積680万平米で、頤和園と円明園を合わせた面積よりさらに広い。公園は南園と北園に分かれ、南園は山あり水ありの森林公園である。北園は自然、エコロジー、緑の景観を主とした自然のままの密林である。  

公園に入ると、青緑の湖、黄緑の草、深緑の森林が目に入ってくる。「仰山」と呼ばれる山の頂上には、「天境」があり、そこには高さ5.7メートル、重さ63トンの「泰山石」がある。「天境」は、平安と吉祥を象徴するこの公園のシンボル的な景観だ。

公園内に人工的に作られた湿地は非常に魅力的だ。観光客は小橋を渡って湿地の中を行くことができる。湿地の中には水中回廊が建設されていて、観光客はここから水の中の小魚や小エビ、小さなカエルなどをはっきりと見ることができる。

森林公園にはソーラーパネル、スプリンクラー灌漑装置、汚水処理と雨水収集システムなどが設けられ、省エネルギーと環境保護がこの森林公園の特色となっている。

<メモ> ☆8月8日からオリンピックが終了するまで、毎日2万5000人が来園する見込み。来年5月1日から、公園は一般開放される。 ☆オリンピック期間、公園の周辺には17のバス路線が運行される。地下鉄10号線、5号線と空港線でもここへ行くことができる。

 

人民中国インターネット版 2008年8月4日

 

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