本書は、ノーベル賞受賞者である李政道氏の初めての伝記である。李氏の助手で、国学の重鎮・季羨林氏の息子である季承氏が10年もの歳月をかけて執筆。偉大な学者である李氏の素顔や、妻との出会いなどのエピソードも紹介している。苦労を耐え忍んだ半世紀以上において、愛情はずっと、李氏に事業の成功と幸せな生活の源となった。
本書では、さらに李氏と楊振寧氏との学術における恩讐についても触れている。李氏自身も、本書の出版に際して、多くの写真と貴重な歴史的資料を提供している。
(国際文化出版公司 2009年12月出版)
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