毎年9月10日は『教師の日』。「師を敬う」という中国の伝統に則り、学生や保護者らが教師に日頃の感謝を示す日である。
卒業生は母校に赴いて恩師らと自分たちの近況について語り、在学生らは感謝の気持ちをこめてプレゼントを渡す。贈るプレゼントは生徒達がお金を出し合って購入したものや、感謝の気持ちを綴ったカードや寄せ書きである。また保護者が個人的にギフトカードをプレゼントする場合もある。全員がプレゼントを贈るというわけではなく、「教師の日おめでとう」の一言だけで終わらせる人もいれば、毎年必ずプレゼントを贈るという人もいる。贈るプレゼントの額も少額から高額まで様々で、「教師に高価なプレゼントを渡さないでください」と注意喚起する学校もあるそうだ。ちなみにプレゼントの有無による成績への影響は全くないという。
人民中国インターネット版 2016年9月13日